ミニレッキスのANDY
白黒ハチワレ猫のHALU

アンちゃん元気に13年11か月10日生きました


※ここで言う「うっ滞」とは、「胃腸内容うっ滞」のことです。

ストレス・脱水・繊維不足・その他疾患により、腸の蠕動運動が低下し、更には止まってしまう症状です。そこには、激しい痛みを伴います。うさぎは、痛みを感じるととても弱い生き物です。
また、うさぎは、常に腸を動かしていないといけません。
「痛み」という精神的苦痛と、「腸が動かない」という肉体的苦痛により、「死」を招く病気です。

うっ滞には様々な種類があります。
どんなうっ滞なのか素早く見極め、適切な処置をする事が大事です。しかし、素人にはなかなか判断がつきません。自信が無いときはすぐに病院に連れて行きましょう!うっ滞はとても怖い病気ですが、早期治療で必ず回復します。
ここではANDYが経験した うっ滞とその対処方法を紹介します。

  1. 腸が止まってしまう うっ滞
    1. その1
    2. その2
  2. 便秘からくるうっ滞
  3. 先生から教わったうっ滞の対処法
  4. 強制給餌用シリンジの作り方
  5. まとめ

腸が止まってしまう うっ滞 (低体温)

急に静かになって大好きな果物さえ食べなくなります。口に入れても吐き出したり。。。

腸が止まってしまう うっ滞 その1

初めてうっ滞になったのは、生後半年の頃でした。この時の原因は寒さ。急激に寒くなった年末の出来事でした。
この日は実家に帰る日だったし、病院は年末年始のお休み。休みの日でも夜中でも、電話すれば診てくれるのですが、とりあえずマッサージに掛けてみることにしました。初期のうっ滞ならマッサージだけで治ってしまう場合が多いです。

移動の車のなかでひたすらマッサージ。体温が少し低かったので、抱っこして暖めてあげました。
マッサージを続けて約1時間半。到着する頃にはすっかり復活してました。ウンチをして牧草を食べて、ぶるるんジャンプまで披露!
しかも「お腹痛いの治ったよ。ありがと~」と私の手をペロペロと舐めてくれたのです。こんなに舐めてくれたのはこの時が初めてで、かなり感動しました。

腸が止まってしまう うっ滞 その2

その後の2回は寂しさが原因でした。
私が何かに没頭していて、「撫でてよ~。遊ぼうよ~。」と言っているのを「あとでね」と、冷たくあしらってしまったから。

この時は3時間ぐらいマッサージしても、ちっとも回復の兆しを見せてくれませんでした。こんなに長いうっ滞は初めてだったので、怖くなって病院に行くことにしました。
すでに診察時間は過ぎていたけど、電話したら「連れてきてください」と言ってくれたのでパジャマの上に上着を羽織っただけの恥ずかしい格好で病院へ。着替える時間ももったいなかったから。

病院に着くと、ANDYの担当の先生がわざわざ来てくれてました。かなり感激!

胃の中に食べ物が入っているけど、腸が動かなくなってしまったのでウンチが出なくなって何も食べられなくなってしまったんでしょうという診断でした。
プリンペランとペリアクチンを注射して、脱水症状を起こしていたのでソルラクトの点滴を。
点滴が終わる頃には目に輝きが戻ってきて、小さなウンチがポロポロ。しかもキャリーの中で牧草を食べてる!

プリンペランを貰って、1日2回・1回2.5mlあげるように言われました。薬はシロップに溶かしてあるので甘くて美味しいらしく、すすんで飲んでくれるので助かります。
翌日も念のために病院に行きました。2日ぐらいはいつもより少し食欲が落ちたけど、それ以降は普通にモリモリ食べて大量のウンチを生産してくれました。
プリンペランは1ヶ月分貰ったんだけど、2週間で終了です。

便秘からくる うっ滞 (高体温)

3日間の出来事を、時系列に綴ってみます。

2004年8月22日(木) --- うっ滞発症

仕事から帰ってくると「お帰り~。ご飯ちょうだい!」と走り寄ってくるはずのANDYがデーブルの下でじっとしてました。「ご飯食べる?」と聞いても知らん顔。パパタブの入れ物を振っても反応無し。口に入れたら2・3度齧ってポイ。
明らかにおかしい!慌ててお腹に耳をくっつけて音を聞いてみるとウンともスンとも言わない。しかも心なしか身体が熱い。うっ滞を起こしているのは間違いなくて、だけど熱が高いのは初めての経験でした。

お腹を動かすことと熱を下げることの両方を考えなくちゃいけなくて、ちょっとドキドキしました。
とにかくマッサージをしたんだけど、どうしても抱っこされるのはイヤで逃げ回る。熱があるのに走り回るのは良くないと思って、寝そべってるお腹の下に手を入れてマッサージ。それと同時に熱を下げるために、濡らしたティッシュを耳にあてました。何度濡らしてもすぐ乾いてしまう。想像以上に熱が高いのかも。。。
何度かトイレの上で踏ん張ってたけど、どんなに頑張ってもウンチが出てこないようでした。

3時間程マッサージを続けたけど効果なし。毛が舞って喘息の発作が出てきてしまったので、これ以上マッサージを続けることが出来なくなってしまいました。病院に電話して連れて行くと、院長先生が診察してくれました。
前回と違って、今度は胃の中に何も入ってなく、先に腸が止まってしまったようでした。しかし、腸にはウンチが入っている。どうやら便秘が原因のようでした。ちなみに体温は40.2度。普段より1度高い…。

ウンチが出ないから苦しくてご飯が食べられない。ご飯を食べないから腸も動き出さない。
先生に、「トイレで一生懸命踏ん張ってたけど出ないみたいで辛そうでした。」と伝えると、とにかく腸を動かしてウンチを出してあげましょうと言われました。

プリンペランの注射とソルラクトの点滴の他に、お尻・背骨の脇・足三里など、ツボに沿ってレーザーをあててくれました。

しばらくレーザーをあてていると、抱っこしている私の手に何やら暖かい物が…。それは大きくてネットリしてとーってもくっさいウンチでした。手の中に山盛りのウンチ。でも最高に嬉しかったです。アンちゃんを悩ませてたウンチが出てきたんだもん。

ウンチが出ると急に動きが活発になって、キャリーに戻すと牧草の柔らかい部分を食べ始めました。
家に帰って薄めたポカリをあげたら、すごい勢いでグビグビ飲みました。でも、甘えたいのか、ペレットと牧草は手で食べさせてあげないと食べようとしませんでした。とにかく食べないとせっかく動き出した腸が止まってしまうので、かなり長い時間お食事のお手伝いをしてたかも。

2004年8月23日(金) --- 調子戻らず

仕事を午前半休して病院に行きました。採れたてウンチを持参して検査してもらったのですが、悪い菌は見当たりませんでした。
他の病気じゃなかったし、うっ滞が原因で腸の細菌バランスが崩れたりもしてなくてホッとしたのですが、腸の動きはまだまだ不完全。毎朝「起きて~。ご飯ちょうだい!」って起こしてくれるANDYが、隣で大人しく寝てたことを話すと、まだまだ自分からペレットを食べたいと思う状態では無いと言われてしまいました。。。

この日もレーザーをあててもらい、プリンペランを貰いました。1日2回、1回に2.5ml飲ませます。
家に帰ってもちょっとだけ牧草を食べるだけで、すぐベッドの上で寝てしまいました。熱は下がったけどまだまだダルイんだよね。

定時ダッシュで仕事から帰ってくると、朝とあんまり変わらない姿。でも食べたい気持ちはあるみたいで、牧草でもペレットでも手で食べさせると美味しそうに食べます。身体が辛いから甘えたいみたい。今日も長い間お食事介助。とにかく食べてもらわないことにはね。
そして夜はずーっとマッサージ。すると、ギュルギュルギュル~とすごい音がして、急に元気に飛び跳ねるようになりました。牧草を自分から食べてる!これで完全復活かな?明日の朝は「ご飯ちょうだーい!」って起こしてくれるだろうという期待を胸に、一緒にベッドで寝ました。

2004年8月24日(土) --- お薬増量

残念なことに、ご飯の催促はありませんでした。そして朝から病院へ。

体温は39.2度と、普段のANDYの体温と変わりありませんでした。でも腸の動きは昨日より鈍く、安心してすぐにマッサージをやめてしまったのが原因だと思われます。まだ自分で動かすほど元気じゃなかったみたい。10分ぐらいレーザーをあててもらうと、動きがだいぶ活発になりました。
プリンペランの量を1回3.5mlに増やすか、1日に3回あげるように言われました。

腸が動き出したにもかかわらず、家に帰っても自分からは何も食べようとしない。そのくせ口元まで持っていってあげると美味しそうに食べて、「もっと頂戴♪」と催促までする。うーん、これはうっ滞だけじゃなくて強烈な甘えた病を併発している模様。この甘えた病はかなりやっかいです。とにかくずーっとそばにいないとダメ。撫でてなくちゃダメ。いっぱい話しかけないとダメ。うっ滞より手のかかる病気です。ひとりっこなので甘やかしすぎた私が悪いんだけど…。ついつい、ね。
自分から食べるようにならないと治らないよぉと思いながらも、朝までお食事介助しました。

2004年8月25日(日) --- 復調

嬉しいことに、この日は朝ごはんの催促がありました!

「早くー、お腹すいたよー!」と冷蔵庫までダッシュ。急いでペレットを用意すると、元気なときと同じように一気に完食。その後も牧草をボリボリ食べてます。うっ滞になってからというもの、柔らかい所しか食べなかったけど、この日は硬いところも美味しそうに食べてくれました。
ケージの上に登ったり、靴下を振り回したり、いつもの遊びも復活です。

とても長く感じた不安だらけの3日間だったけど、とにかく元気になってくれてよかった~。
はっきりした原因はわからないけど、猛暑でエアコンが上手く動かなかったのがいけなかったんだと思います。この夏は本当に暑かった。これからは、もっともっと温度調節に気をつけようと思いました。

先生に教わった うっ滞の対処方法

体温が低いときはとにかく暖めてあげること
  • カイロをお腹にあてる。15秒あてて15秒離すの繰り返し。
  • カイロを背中にあてる。背骨の脇に沿って1cm間隔でずらしていくようなかんじ。
とにかくマッサージをすること
  • 手と手の間から自分の手を入れて、下から上に(腸から胃に向かうように)揉みしだく。
  • ガスが溜まっているときはマッサージは厳禁!すぐ病院へ。
食べない時間を長引かせないこと
  • 繊維質が胃に入ることによって胃腸が動くので、とにかく強制給餌する。
  • ペレット・ヨーグルト・砂糖を水で溶いたものを混ぜて、シリンジであげる。
  • ブドウ糖摂取のために果物のブドウをあげるのも良い。
食べるようになったら繊維質をあげること
  • 繊維質がないとまた腸が止まってしまったり、悪い菌が繁殖してしまう
  • とにかく牧草を食べさせること。
  • アルファルファはオススメできない。なるべくチモシーを。

強制給餌用のシリンジの作り方

  • sirinji1
  • sirinji2
  • sirinji3

シリンジの先端部分を切り、切り口をライターであぶります。こうすると口の中に入れても痛くありません。先が丸くなるようにすると、中の押す部分が飛び出すこともないです。
口の脇にシリンジを突っ込みます。ここは歯が無いのですんなり入っていきます。暴れてしまうときは、バスタオルにくるむといいです。

最後に

ここに書いたことはあくまでもANDYが経験したことであり、「先に腸が止まってしまううっ滞は低体温」「便秘だと高体温になる」というわけではありません。
心配なときはすぐにうさぎに精通した、「うっ滞」と「毛球症」の違いがわかるお医者さんに行きましょう。

うっ滞が原因でお月様へ帰っていくうさぎが多いことをしっかりと頭に入れ、常に、予防に励んでください。(温度調節や食餌など)
うさぎは被捕食動物です。自分が病気であることを隠します。そして、完全草食動物です。常に何かを食べ、腸を動かしておかないといけません。これらのことを、絶対に忘れないようにしてください。

  • 治療費
    • 診察料---800円
    • 時間外診療A---3,000円
    • 糞便検査---2,000円
    • 注射(プリンペラン)---1,500円
    • 点滴(ソルラクト)---1,500円
    • 内服薬60ml(プリンペラン)---2,000円

※レーザーは診察料に含まれてます。
アニコムを使って半額になりました。↑の金額は通常料金です。

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